【膝蓋骨脱臼】がに股の犬の内腿を緩めるマッサージ

あなたのわんちゃんはがに股ですか?

がに股とはどういう状態かというと...

前回お話しした内股・O脚気味のわんちゃんの真逆の状態です。

座骨から直線を引いて、足先が直線上より外側に出ている場合、がに股(cow-hooked) と呼ばれます。

 

犬種によってはこれが正常とされることもありますが(ボーダー・コリーなど)、今日は膝を庇うことで習慣化したがに股さんのためのマッサージを紹介しますね。

 

なぜがに股になるのか?

膝蓋骨内方脱臼のわんちゃんは、膝を曲げた時に靭帯(とお皿)が体の内側にズレてしまいます

程度によって、キャンと言って痛がる場合もあり、声を上げるほどではなく、2、3歩スキップするだけの場合もあります。

これを何度も経験するうちに...

膝を曲げないように足を広げて踏ん張る習慣が出来てきてしまうのです。

(※全てのわんちゃんがそうというわけではありません。)

相変わらず絵が下手過ぎますが(笑)、

こんな風に ↓ ↓ 靭帯や、筋肉が外側へねじれている状態です。

 

この場合、酷使されているのは、腿の後ろと内側です。

↓ ↓ ↓

というわけで、

腿の後ろと内側を緩めるマッサージ

こちらをご覧下さい。

↓ ↓ ↓

内股のわんちゃんの腿の外側が酷使されるのと対照的ですね。膝蓋骨脱臼】足が内側に入るわんちゃんのマッサージ

※内側にも外側にも外れる場合は、腿の内側も外側も、さらに複雑な凝りがある場合もあります。

あなたのわんちゃんがどんな歩き方をしているか、どこが硬くなっているのか、チェックしてみて下さいね。

【膝蓋骨脱臼】内股の犬の腿を緩めるマッサージ

ニュースレター読者さんのMGさんからのメールをご紹介します。

普通に立っている時の後ろ足はまっすぐなのですが、散歩中は内側に入って歩き続けてます。腰もなんとなく振っているような感じなので、足が動かしにくいんだろうか?(...続く)

後足の歩幅が狭い状態ですね?

「立っている時は後足は真っ直ぐ」ということですが、皆さんもチェックしてみて下さい。

尻尾の両端付近に出っ張った骨が犬の座骨です。

座骨から真っ直ぐ線を引いた時、↓ 足先が内側に入る場合を通常O脚(内股)と呼びます。

「O脚・内股で歩幅が狭い」というのは、膝蓋骨脱臼のある、または手術をすでにしたわんちゃんによく見られる症状です。

なぜかというと、犬は膝が(内側に)外れないように後ろ足の外側に体重をかけ、膝を曲げないように歩きがちなので、

腿の外側が常に引っ張られている状態=腿の外側の筋肉が凝っている状態

というわけです。

 

また、すでに手術済みで膝が固定されていても、痛さや不快感を防ごうと自らあみ出した自分なりの歩き方をそのまま続けてしまう場合もあります。

 

腿の筋肉が凝っているか凝っていないかはちょっと触っただけでは分からないかもしれませんが、O脚ぎみで歩幅が狭いようなら、こちらのマッサージを試してみて下さいね。

 

↓ ↓ ↓

 

 

犬に砂の上を歩かせると良い理由

●犬に砂の上を歩かせると良い理由

 

こんにちは。

ドッグマッサージセラピストの

スザキエリです。

今年の夏はいかがでしたか?

愛犬と海に出かけて楽しい時間を過ごした方も多いのではないでしょうか。

 

海辺を歩いたり、走ったり、泳いだり、遊んだり...

わんちゃんにとって良い気分転換ですよね。

でも実はただ遊んでいるだけではないのです。(笑)

 

砂の上を歩く、ということ


平らなコンクリートの上を歩く時、わんちゃんはそれほど肢を使わなくてもチョイチョイっと歩けてしまいます。

でも砂の上では、嫌でも四肢をしっかり引き上げなくてはなりません。

この時、自然に膝の屈伸が出来るのです。

 

膝のゆるいわんちゃんに最適


膝がゆるい(膝蓋骨脱臼)わんちゃんは特に、

膝関節を曲げずに歩く習慣が出来ています。

「肢を棒みたいに真っ直ぐ伸ばしたまま歩いているなぁ。」

と思ったことはないでしょうか?

膝の靭帯が外れないように庇っているのでそんな歩き方になるのです。

 ですから砂の上を歩かせて、より深く膝の曲げ伸ばしが出来るととても良いトレーニングになります。

※膝蓋骨脱臼グレード3、または4と診断されている場合は無理に運動させないで下さいね。

 

膝のゆるいわんちゃんだけでなく、普段から運動量の少ないわんちゃんにも良いですよ。

膝の屈伸を普段からしていないと、腿の筋肉も衰えやすいからです。

 

休息はしっかりと


砂の上を沢山歩いた日は、いつもよりしっかり筋肉を使っているので体も疲れています。

様子を見て、翌日の散歩はごく短めにするか、なしにするかして、しっかり休ませて下さいね。

疲労物質が体に充満している状態で運動させ続けても、疲れが蓄積するだけです。

 

まとめとして


  • 砂の上を歩かせることで、自然により深く膝の屈伸運動をさせることが出来る

  • 膝の屈伸運動は、腿の筋肉の衰えを防いでくれる

 

愛犬と浜辺を歩きたくなってきましたか~?(笑)

「そう簡単に出かけられないのよね」

という方は、近所の少し背の伸びすぎた芝生の上を歩かせてみて下さい。

同様の効果がありますよ。