●犬に今すぐ必要なケア&将来のためのケア
こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。
これまで、
「何かが起こってから、またはシニア犬になってから、何かをするのではなくて、元気なうちからメンテナンスを続けることで、犬に老後、質の下がらない生活をさせてやることが出来る」
ということをお伝えしたい、と思ってやってきました。
Reactive(事が起こってから)
ではなく、
Proactive(先を見越して)
ニキビケアの話じゃありませんよ~。(笑)
この気持ちは今も変わりません。
でも今現在、
-
シニア期を迎えて、色々なことが出来なくなってきた
-
生涯つきあっていかなければならない疾患がある
こういうわんちゃん達がたくさんいるのも事実です。
今すぐ必要な緩和ケア
インスタグラムでちらっと報告しましたが、私、コールド・レーザー(低出力レーザー)をサービスとして取り入れることにしました。
コールド・レーザーは、「今ある問題」を「緩和」する、という意味では非常に効果大だからです。
以前、愛息ドゥーイー(7才♂コッカープー)の調子が悪かった時にやってみて良いと感じましたし、クライアントさんや、カイロプラクターの先生にも勧めらて決心出来ました。
主に炎症を抑える目的で使われ、犬に出来ることはかなり広範囲です。
● 前十字靭帯の怪我 ● 滑液包炎(関節の酷使) ● 股関節形成不全 ● 肢端舐性肉芽種(舐めグゼ→脱毛→細菌感染) ● 関節炎 ● 腱鞘炎 ●老年性の関節の硬直 ● 腰痛 ● 術後の細胞再生 ● ホット・スポット(痒みを伴う表在性膿皮症) ● 中耳炎 ● 腎不全
ざっと挙げてみただけでもこんなにあります。
代謝を高める、という点ではマッサージと同じですが、深層筋肉まで早く到達出来るのでとっても効率的。
だからこんなわんちゃん↓↓↓にはぴったりです。
-
体を触られるのが苦手
-
じっとしているのが苦手
-
体力が落ちているためマッサージが負担になる老犬
また、ホット・スポットなど痒みがある時、マッサージは適当とは言えません。
血行が良くなるとますます痒みが増してしまうから。
でもコールド・レーザーなら皮膚を刺激することなく炎症を抑えられます。
あまり期待していなかったのに、予想以上に効果的だったのが腎不全の症状。
うちの愛娘、エンジェル(この秋16才♀)
最近は食が細くなり、あれはイヤ、これもダメとなかなか難しいお嬢さん。
スプーンで口に持って行くとやっと食べる感じでした。
ところが、レーザーを始めてから自分でごはんを催促するようになりました!
腎臓の萎縮してしまった部分が元に戻ることはないだろうと思いますが、毎日食べて遊んでくれるのが嬉しいです。