犬の体幹を鍛える理由

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

 

犬も体幹を鍛える必要がある。

その理由はズバリ、怪我予防です。

 

 

なぜ体幹を鍛えると怪我予防になるのか?

犬の体幹とは、人間と同じく、字の通り「体の幹」ですね。

四肢を除いた体の中心部分のことです。

コア・マッスルとか、インナー・マッスルとも言われます。

 

背中、お腹、肩、腰の周りの筋肉は、

表層筋(手で届く筋肉)と、

深層筋(手で届きにくい、または届かない)

に分かれます。

 

表層筋は身体を動かす筋肉。

深層筋は身体の中心を支える筋肉。

 

体幹と呼んでいるのは、体を支える筋肉(深層筋)の方です。

 

四足で歩くわんちゃんは、普段深層筋を使わなくても簡単に大抵のことは出来てしまいます。^^

逆に言うと、関節周りの表層筋ばかり酷使しているので、沢山コリがあるわんちゃんが多いんです。

関節周りが凝っているため動かしにくく、身体を支える力に欠けると一体どうなるでしょう??

後ろ足でぴょんぴょんしてはしゃいだり…

ジャンプして空中でボールをキャッチしたり…

ベッドから飛び降りたり…

床で滑って転んだり…

 

毎日のこうした積み重ねで疲れてコリ固まった筋肉は柔軟性がないので、とっさの場合、身体を守れません。

体幹(体を支える筋肉)が弱ければなおのこと体勢を崩しやすくそれが大怪我に繋がりやすいんです。

激しいワンプロにも体を支える筋肉がないとね…

だから体幹(体を支える筋肉)を鍛えれば怪我予防になるというわけです。

 

 

怪我は普段のケアで防げる

 脊椎損傷、椎間板ヘルニア、前十字靱帯損傷などをするわんちゃんは多いですが、日頃から気をつけてあげることで予防出来ることも沢山あります。

以下の二点を考えてみて下さいね。

  • 怪我をしないような環境作り
  • 体幹トレーニングによる強い体作り(とっさの場合の怪我の軽減)

 

あなたのわんちゃんは大丈夫ですか?

 

安全に犬をストレッチするための注意点

  • 安全に犬をストレッチするための注意点

 

こんにちは。

ドッグマッサージセラピストの

スザキエリです。

「愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法」シリーズの第二回目。

「安全に犬をストレッチするための注意点」です。

 

 

ストレッチをさせるタイミング

 

ストレッチは体が温まった状態でさせます。

 

 以前は運動する前にストレッチを、という考え方が主流でした。

学校でも言われませんでしたか?

「運動する前には必ずストレッチや準備運動をしましょう」


それも状況によっては間違いではないのですよ。

しかし、怪我の原因になることも多く、現在では一般的に

「運動後のクールダウンとしてストレッチをするのが理想的」とされています。

 

人も動物も自分で自ら体を伸ばす、という行為をするのであれば、それほど危ないこともありません。

どこまで伸ばすのが限界か、十分自分で分かりますから。

が、ここで皆さんにご紹介していくのは、「人がストレッチを介助する場合」

ですので、「無理をさせない」

ということが最重要になります。

 

ですから必ず、

体が温まった状態で愛犬にストレッチをさせましょう。

 

散歩の後に毎日ストレッチする習慣をつけると、

「今日は嫌がるな。」とか

「今日は右より左の方が伸ばしにくいな。」

というような気付きがあります。

すると異変に早く気付けたり、痛みの箇所を特定しやすくなりますね。

 

 

 

運動出来ない場合

  • 後肢が弱り、歩行が不自由

  • 最近手術をし、歩かせることは出来ないが筋肉が衰えるのが心配

  • 過去の怪我で体の一部に麻痺が残っている

このようなわんちゃんには特に時間をかけて体を温めてからにします。

 

温め方の例としては、

  • 入浴(体が冷える前に毛を完全に乾かす)

  • マッサージ

  • 温熱パック

  • 温灸

  • ホットストーン

などがあります。

取り入れられそうなものがありますか?

このようなわんちゃんは特にストレッチを必要としていますよ。

【備考】

神経が麻痺していても、細胞は生きています。

麻痺した部位も動く部位と同じように温め、血流を上げていきましょう。

 

 

まとめ

犬安全に犬をストレッチするための注意点として、今日お伝えしたかったのは…

ストレッチは運動の前ではなくて、後にする、ということ。

犬が自らする伸びと、人が介助して行うストレッチは違うので、安全にストレッチするためには、必ず犬の体が温まった状態でする、ということ。

そして、運動で体を温められない犬の温め方の例でした。

次回はいよいよ実際のストレッチ法に入っていきます。

まずは「首」から。

お楽しみに♪