「舐めさせない」ことに集中するより...

こんにちは。

ドッグマッサージセラピストの

スザキエリです。

 

●舐めさせないことに集中するより...

 

舐める理由


犬がある部位を舐め続けるのにはいくつか理由があると思います。

傷口が気になって...

退屈で...

痒くて...

負のストレスで...

強迫性障害(OCD)で...

 

でもね、「舐めさせない」ことに集中するより、その原因を出来るだけ取り去るようにしてあげたいなぁ、と思うんですよ。

 

それに舐めることって「悪い」ことではないんじゃないかな?

 

それを見て人間が色々なことに気付いてあげられるんですから。

 

 

これまでシニア犬を沢山マッサージしてきました。

気分が乗らない時、落ち着かない時、関節炎のある部位を舐めだすわんちゃんはよくいます。

 

私達も慢性の肩こりとか、ついそこへ手が伸びるし、どうしても気になりますよね。

 

16才のQ君も最近、手根管関節を舐めることが多くなってきています。

 

なので今日は温灸をしました。

 

手根管を直接温めたかったけれど、

 

顔に近いので、煙過ぎるのです。あせる (やり方考えなきゃ…)

少しやっては場所を移動...を繰り返しました。

腰椎周辺に違和感があるわんちゃんも背中を丸めてペロペロしているのをよく見ます。

 

行動を制限するだけではなく原因を探る


「原因を取り除く」とは言っても楽なことではないのは分かるんですよ。

 

舐めさせておけばそのうち毛が抜け落ちて、傷となって口内細菌に感染してしまうことだってありますしね。

Lick Granuloma(肢端舐性肉芽種)と言われるのがそれです。

 

 

 

でも...

 

...そういう可能性もふまえた上で、

 

エリカラや薬に頼り過ぎず、

「舐めちゃダメむかっ」と叱るだけじゃない、

犬に寄り添った対応をしてあげたいなぁと思うのです。