愛犬のデトックスを促す4つのポイント

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。
 

最近では

デトックス=ダイエット

の手段のように謳われることも多いですよね。

そんな中、デトックスは医学的に何の根拠もない、という意見もあるようです。

だから、デトックスを促すためのダイエット商品は意味がないと…。^^;

 

では犬の場合はどうでしょうか?

 

 

犬にデトックスって必要?

私は必要だと思います。

意味がないという意見の理由の一つは、

「体はもともと有害物質を取り除いて排出する機能を持っている」

というものです。

体の中で有害物質をろ過して、排出するのは腎臓ですね。

その腎臓が弱っていたらどうでしょう?

そもそも臓器は高齢になっても若かった頃と同じように働くのでしょうか?

体が自然にデトックス出来たら理想的ですが、いつもそう出来るとは限りません。

それを促す、あるいは毒素をなるべく蓄積させないようにすることは、愛犬の健康を管理する上で必要なのです。

 

 

なぜ有害物質が体内に蓄積される?

犬の場合で考えてみます。

 

  • ワクチン、痛み止め、抗生物質など

  • 殺虫剤ベースのノミ・ダニ駆除商品

  • ドッグフードやスナックに含まれる添加物、保存料

  • 野菜、果物、穀物に残っている農薬

  • 魚介類に蓄積された水銀

 

これらの合成物質は体内で完全に分解されないので、「残りカス」が毒素・老廃物として少しずつですが着実に体内に留まっていくのです。

さらに大気汚染や、疲れ、負のストレスなども併せて考えると...。

デトックスする必要性が感じられませんか?(>_<)

では愛犬のデトックスを促す、あるいは毒素をなるべく蓄積させないようにするにはどうすれはいいのでしょうか

 

 

 

愛犬のデトックスを促す4つのポイント

1.代謝を上げる
2.おなかの調子を整える
3.適量の水分摂取とまめな排泄
4.合成薬や添加物を避ける

 

 

1.代謝を上げる

  • 体を動かす時間を増やす

必ずしも激しい運動を取り入れる、ということではありません。

足腰の弱ったシニアさんに体を動かせ!と言っても難しいですよね。

そんな場合はマッサージがとっても良いんですよ。

血行が改善されるので、運動しているのと同じ効果が望めます。

  • 日常の中でちょこちょこ遊びを取り入れてみる

  • 一日中ずっと留守番している代わりに、週に一、二度はデイケア(犬の幼稚園)のような所を利用してみる

...などいくらでも自分の愛犬に合った方法が工夫出来そうです。

 

 

2.おなかの調子を整える

下痢や便秘の繰り返しで腸内環境が安定していないと代謝も下がります。

便秘の場合、それだけ長く体内に毒素や老廃物が留まってしまうということですから、デトックスは難しくなります。

発酵食品や食物繊維を食事に取り入れたり、プロバイオティックス、プリバイオティックスなどのサプリを試してみるのもいいでしょう。

でも個体によって効果はそれぞれ。

みーんな体質が違います。

時間はかかるかもしれないですけれど、愛犬に一番合うものを探してあげたいですね。

うちのドゥーイー(コッカープー♂7才)はおなかが弱い方です。

これまで沢山のハーブのサプリを試してきました。

まあまあ、と思うものから、全く違いが見えないものまで、さまざま。^^;

ドゥーイーの場合、うん〇が素晴らしく改善するのはビーフ・トライプ(牛の第四胃)です。

トライプの消化酵素の中にはドゥーイーの腸内が特に必要としているものがあるみたいです。

愛犬のおなかが「今一つ安定しないなぁ」と感じるようであれば、一定の商品、食材等にこだわらずに色々試してみるといいかもしれませんね。

(2018年3月追記:8才を迎えた現在では動物性タンパク質の量が多過ぎると便が緩くなります。グレイン・フリーがポピュラーですが、ドゥーイーの場合は、穀物・野菜の割合が高い方が便の状態が良いです。)

 

3.適当な水分補給をし、頻繁に排尿させる

運動量の減る冬場はそれほど水分摂取に神経質になることはないでしょうが、もしドライ・タイプのフードがメインのわんこさんでしたら、ほんの少し気を付けてみましょう。

「健康診断で軽い脱水症状有りと言われた~」とおっしゃる方は結構多いんですよ。

 

  • 鰹節のお出汁や、肉・魚類のゆで汁を冷ましたものを、フードにかけたり、またはそのまま与える

ただの水を飲ませようとするより、抵抗なく自然に水分が摂れると思います。

冷蔵庫から取り出したばかりの冷えたものより、生温かい方が喜ぶみたいです。

温かい = 狩ったばかりの新鮮なもの

というイメージでしょうか。

適量の水分摂取が出来ていると尿の色もほとんど色がありません。

 

  • 頻繁に排泄させる

冬は寒い・眠いで、おトイレに行くのをおっくうがる、ということはありませんか?

外でおトイレするわんこさんで、雨がキライだとなかなか外に出たがらず我慢してしまったり...。

水分たっぷりの食事

遊び、軽い運動

トイレを促す

ご褒美(おやつや遊びなど愛犬が喜ぶもの・こと)

というだいたいの流れを作ってやると、ちょくちょくおトイレに行くことがルーティーン化しやすいようです。

 

4.合成薬や添加物を避ける

どうしても薬を使わなければならない場合はもちろんあります。

ですが、もし選択肢があるとしたら、なるべく自然のものを選びたいですね。

体内に蓄積されるゴミは少なければ、少ないほどいいわけですから。

 

例えば、非常にナーバスになりやすいわんちゃんが長時間飛行機に乗るとします。

獣医師から処方される薬を使う代わりに、

  • レスキュー・レメディ(バッチ・フラワー・レメディ)

  • 精油

  • サンダー・シャツ

  • 犬用人工フェロモン(スプレー、首輪など)

このような副作用のないものを選択することも出来ます。

 

また、ドッグフードやおやつ、サプリも意識して添加物、保存料、着色料などがないか、比較的少ないものを選びましょう。

繰り返しになりますが、出来るだけ最初からゴミは体に入れない!つもりで。

 

 

デトックス出来ている犬とは?

 ではデトックスを心がけている方のわんちゃんは、していない方のわんちゃんに比べて

どのように違うでしょうか?

 

【代謝が活発】
代謝の良いわんちゃんは、触れると指がなめらかに滑ります。

撫でていてある部分にくると指がつっかえるような感じがしたことはありませんか?

一般的に、老廃物、毒素、リンパ液が停滞していたり、コリになってしまっている所がそうです。

また、代謝が活発なわんちゃんはエネルギーを燃焼しやすくなるので、体重が増えにくい、または体重を落としやすいです。^^

 

【おなかの調子が良い】
腸内環境の安定したわんちゃんは、きれいな姿勢を保てるので体が歪みにくいです。

おなかの調子が冴えないわんちゃんは、背中を丸めて歩きがちです。

背中を丸め、お尻を下げて、膝を曲げずに動き続けていると、体全体のバランスが崩れ、やがて関節だけでなく内臓にも影響します。

おなかが元気だと免疫力もアップするので、活気ややる気が感じられます。

 

【適量の水分摂取とマメな排泄が出来ている】
水分が十分取れているわんちゃんは体がしなやかで、そうでない子に比べて痛みがありません。

「脱水症状気味」と言われた経験のある飼い主さんは結構多い、と先に書きました。

わんちゃんの額や背中の皮膚が簡単につまめて、耳周りも自由に動かせるのが理想です。

老廃物や毒素の停滞・蓄積

乳酸(疲れ成分)のような老廃物が蓄積されてくると体は、痛い、だるい、しんどい、状態です。

軟骨

脱水状態では軟骨が正常な状態を保てず、すり減ってしまい、関節周辺に痛みが発症しやすくなります。

ヒスタミン

水分が足りていないと、大事な脳内神経伝達物質であるヒスタミン値が高くなります。

体内の水分調整をしてくれるのがヒスタミンなのですが、高値な状態が長く続くと、やがて免疫系の働きが抑制され、あらゆる病気のリスクが高まります。

 

【薬や添加物の摂取量が少ない】
そんなわんちゃんは肝臓・腎臓が健康で、アレルギー発症のリスクも低いです

薬や食品添加物などの化学物質は肝臓やその他の臓器の負担になります。

また完全に消化することが出来ないので老廃物として体に蓄積されていきます。

老廃物が体に蓄積されていくとどういう状態になるかはすでにお話ししましたね。

また、アレルギーが疑われる場合、アレルゲンを検査で特定して、それを避ける方法は残念ながら一時的な対処法に過ぎません。

まずは口から入る薬・食品添加物を減らすことから始めてみましょう。

サプリは「体に良いもの」という印象を受けやすいですが、添加物の沢山入ったサプリもありますのでご注意を。

 

 

まとめ

 デトックスする(体に溜まったゴミを捨てる)ことはわんちゃんにとっても大切だと感じていただけたでしょうか?

運動不足

毎日添加物たっぷりのドライフード

水分不足

というわんちゃんがいたとしたら…

体の中でどんなことが起こっているか想像してみて下さい。(>_<)

 

反対に定期的にデトックスを心がけてあげると...

 

無駄のない、しなやかな体で
背中もピーンと伸びて姿勢も美しく
元気で活発、快食・快便 (^^♪
たとえシニアでも痛みは軽く
免疫もバッチリ
内臓も全て正常値で
アレルギー・フリー

こんな快適ライフが目指せます。

是非、少しづつでも出来ることから始めてみて下さいね。

最後にもう一度、デトックスの4ポイントを。

1.代謝を上げる
2.おなかの調子を整える
3.適量の水分摂取とまめな排泄
4.合成薬や添加物を避ける

 

愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法【前肢】

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

 

愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法シリーズ。

前回は、

首のストレッチ

↓ ↓ ↓

https://k9therapeutics.com/jp/2018/01/01/health-benefit-of-stretching-for-dogs-neck/

でした。

今日は

前肢のストレッチ

です。

こちらからご覧下さい。

↓ ↓ ↓

 

この方法を考えた理由

マッサージをする際に前肢を触られるのを

嫌がるわんちゃんはかなりいます。

これには、いくつかの説がありますが、一般的なのが

「犬の前肢は急所」説です。

四足歩行の動物は、人と違って背骨が平行ですから、

自然と体重が上体にかかります。

前肢は上体を支えるにも、走るにも

なくてはならない重要な部位なのです。

そこで、犬同士が戦う場合、犬は相手の前肢に噛みつき、まず相手の歩行を阻止しようとする、といいます。

それで、前肢に近づいたり、触られたりするのを

嫌がる習性がある、というのです。

私は専門家ではないので、その説が正しいのかどうかは

分かりませんが、

「触られるのが苦手な犬は多い」と、

個人的な経験から思います。

 

「犬に負担を与えずにボディワークをする」

ことは私の信条ですので、

 

「オテ」という慣れた行為を自分の意志でさせ →

→ そこからストレッチに持って行く

という流れにしてみたのです。

 

 

 

今回は肩関節のみ

 フィジカル・セラピーの現場で行うストレッチは通常、肩だけでなく、肘と手首も同時に行います。

が、

  • ご家庭で怪我予防のためにするストレッチであること

  • 前肢を触られるのが苦手なわんちゃんが多いこと

を考慮して、肩関節だけにフォーカスしています。

犬の肩は非常に重要なので、ここをマメにストレッチする習慣がつくと、将来の愛犬の歩きに大きなプラスになります!

是非お試し下さい。

 

次回は、

③背中のストレッチ

です。

お楽しみに。