【膝蓋骨脱臼】内股の犬の腿を緩めるマッサージ

ニュースレター読者さんのMGさんからのメールをご紹介します。

普通に立っている時の後ろ足はまっすぐなのですが、散歩中は内側に入って歩き続けてます。腰もなんとなく振っているような感じなので、足が動かしにくいんだろうか?(...続く)

後足の歩幅が狭い状態ですね?

「立っている時は後足は真っ直ぐ」ということですが、皆さんもチェックしてみて下さい。

尻尾の両端付近に出っ張った骨が犬の座骨です。

座骨から真っ直ぐ線を引いた時、↓ 足先が内側に入る場合を通常O脚(内股)と呼びます。

「O脚・内股で歩幅が狭い」というのは、膝蓋骨脱臼のある、または手術をすでにしたわんちゃんによく見られる症状です。

なぜかというと、犬は膝が(内側に)外れないように後ろ足の外側に体重をかけ、膝を曲げないように歩きがちなので、

腿の外側が常に引っ張られている状態=腿の外側の筋肉が凝っている状態

というわけです。

 

また、すでに手術済みで膝が固定されていても、痛さや不快感を防ごうと自らあみ出した自分なりの歩き方をそのまま続けてしまう場合もあります。

 

腿の筋肉が凝っているか凝っていないかはちょっと触っただけでは分からないかもしれませんが、O脚ぎみで歩幅が狭いようなら、こちらのマッサージを試してみて下さいね。

 

↓ ↓ ↓

 

 

米国ドッグ・マッサージの3タイプ

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

ドッグ・マッサージにも色々な手法があって、目的に合わせた使い方をします。

アメリカではCanine massage(ドッグ・マッサージ)をさらに詳しく説明する場合、以下の三つの名称で呼ばれることが多いです。。

 

Therapeutic massage
(セラピューティック・マッサージ)
リラックス、鎮静が目的

 

Maintenance massage
(メンテナンス・マッサージ)
日々の疲れや歪みを元に戻す・調整するのが目的

 

Performance massage
(パフォーマンス・マッサージ)
やる気や瞬発力を引き出し、高揚感を高めると共に運動能力を高めるのが目的

 

セラピューティック・マッサージ

マッサージをしていると何が体の中から出てくるでしょう?

何が出てくるって...^^

幸せ感、満足感を支配するホルモン物質、セロトニンです。

それでわんちゃんは鎮静状態に入りやすくなるんですね。

いいですよね~。

ふぅ~~~~っと大きなため息が漏れる…そんなリラックス感。^^

2年前に天国に旅立ったリリーちゃんの「ふぅ~~~~」がこの動画に入っています。
↓ ↓
https://youtu.be/XpNCWMfYfe4

マッサージ・セッションでそんな脱力状態になるわんこさん達、沢山いるんですよ。

 

潜在的に休憩が必要だと分かっているみたいにリラックスして、時には爆睡します。

 

 

セラピューティック・マッサージの力は偉大で、特に末期の弱った犬、心も体も傷ついてシャットダウンしている犬たちにそれは素晴らしい効果をもたらします。

 

 

メンテナンス・マッサージ

 日々の疲れや歪みを元に戻す・調整するのが目的のメンテナンス。マッサージ。

車がメンテナンスが必要なのと全く同じですね。^^

定期的にご予約いただいているわんちゃん達に一番一般的なのがこのタイプのマッサージです。

例えば、今は亡きセイラー君(写真下)はお膝に関節炎があり、膝を曲げて座るのが苦手でした。

でも筋膜がきちんと緩んで筋肉の長さが元に戻ると、膝を曲げて座りやすくなります。

こんな感じ。 ↓ ↓

   

完璧ではないけれど、きれいに座れてますよね。(^_^)v

 

 

 

パフォーマンス・マッサージ

体を動かすことが何より大好き。

今は亡きジグザグ(写真下)もそんなわんちゃんでした。

大会前にマッサージでコンディションを整え、生涯アジリティを楽しみました。

運動量が多いと、どうしても筋肉疲労が蓄積するし、ちょっとした怪我もしがちです。

そんなわんちゃんの疲れや歪みをふだんから調整し、大会直前にはさらにやる気や瞬発力を引き出すように高揚させてあげると...パフォーマンスもがぜん上がります!

これはジグザグみたいなアスリートわんちゃんにはとても大切なこと。

 

まとめ

 アメリカで一般的な目的・用途に応じた3つのマッサージ

  • セラピューティック・マッサージ

  • メンテナンス・マッサージ

  • パフォーマンス・マッサージ

の紹介でした。

マッサージって、リラックス~♪ だけが目的ではないことがお分かりいただけたでしょうか?

愛犬が一番必要としているマッサージをしてあげることで、ますますQOLが上がります!

 

最新のサービスメニューなどのお知らせ♪(2018)

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

2018年2月時点で提供しているサービスの詳細をまとめておきますね。

 

マッサージ

30分 $37

60分 $60

 2頭で30分ずつシェアするとお得です。

120分 $100

 2頭で60分ずつシェアするとお得です。

 

 

マッサージ&コールドレーザー

30分(トータルで) $62

60分(トータルで) $85

 

コールドレーザーのみ

15分 $50

 

 

体幹トレーニング&マッサージ

 60分(トータルで)$80

 

 

 

お家の方のための講座

愛犬の健康オタクさんのためのフルボディ・マッサージ習得講座

4~5時間ぐらい $228

(犬同伴でお越しください。)

 過去の講座の様子 ↓ ↓ ↓

愛犬の健康オタクさんのためのフルボディ・マッサージ習得講座、終了!

愛犬の健康オタクさんのためのフルボディ・マッサージ習得講座(英語クラス)、終了!

寒い季節の愛犬ケア‐ヒートセラピーの勧め

1.5時間 $60

(犬同伴でなくてもOK)

過去の講座の様子 ↓ ↓ ↓

【寒い季節の愛犬ケア♪】ヒート・セラピーの勧め、終わりました

愛犬の健康寿命を伸ばす‐体幹トレーニング・エクササイズの勧め

1.5時間 $60

(犬同伴でお越しください。)

過去の講座の様子 ↓ ↓ ↓

愛犬と楽しむフィットネス&エクササイズ、やりました

 

 

 

ロケーション

① Yachiyo Wellness

15066 Los Gatos-Almaden Rd.
Los Gatos, CA 95032
c/o Yachiyo Wellness

こちらでのサービス・メニュー

1)上記のマッサージ・コールド・レーザー全て
2)マッサージ&体幹トレーニング
3)飼い主さんのためのクラス各種
4)カップル・マッサージ(飼い主さんと愛犬が一緒にマッサージを受けられます)

 

② UNI Pet Clinic

32280 Alvarado Blvd
Union City, CA, 94587

こちらでのサービス・メニュー

1)マッサージ&体幹トレーニング(60分)
2)マッサージ(60分)
3)コールド・レーザー(15分)
4)マッサージ&コールド・レーザー(60分)
5)マッサージ&コールド・レーザー(30分)

 

③ ご自宅出張サービス

サウスベイエリアとその近辺(一部を除く)内は、出張費一律$30です。。

  • 歩行が不自由な大型犬(※Yachiyo Wellnessさんは階段があります)
  • 知らない場所では落ち着けないわんちゃん
  • おうちの方のお体が不自由

このような場合は出張サービスをご利用下さい。

 

随時変更があるかもしれませんが、2018年は上記の予定です。

ご質問はいつでもお気軽にこちらへどうぞ。

ご予約はまずこちらのフォームにご記入下さい。

愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法【首】

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

 

愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法シリーズ。

前回は、

安全に犬をストレッチするための注意点

https://k9therapeutics.com/jp/2017/12/30/safety-protocols-for-stretching-your-dog/

をお伝えしました。

 

今日から実際のストレッチを紹介していきます。

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

①首のストレッチ
↓ ↓ ↓

ポイントは、

  • 犬を誘導する手の動きはゆっくり

  • やり過ぎない

これに尽きます。

 

犬を誘導する手の動きはゆっくり

 

一般的に犬は、早い動きには興奮しやすいものです。

筋肉と靭帯を安全にストレッチさせるためには、動きは遅ければ遅いほどいいのです。

※じっとしていない、興奮しやすい場合は声のトーン、ボリューム、話す速さ、体の動きもぐっと下げてあげると落ち着きやすいです。

 

 

やり過ぎない

これは、ストレッチさせる範囲(動きの角度)にも、ストレッチをホールドさせる長さ(時間)にも言えることです。

無理せずゲーム感覚で継続出来ることが理想です。

 

次回は、

前肢のストレッチ

です。

どうぞお楽しみに♬

安全に犬をストレッチするための注意点

  • 安全に犬をストレッチするための注意点

 

こんにちは。

ドッグマッサージセラピストの

スザキエリです。

「愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法」シリーズの第二回目。

「安全に犬をストレッチするための注意点」です。

 

 

ストレッチをさせるタイミング

 

ストレッチは体が温まった状態でさせます。

 

 以前は運動する前にストレッチを、という考え方が主流でした。

学校でも言われませんでしたか?

「運動する前には必ずストレッチや準備運動をしましょう」


それも状況によっては間違いではないのですよ。

しかし、怪我の原因になることも多く、現在では一般的に

「運動後のクールダウンとしてストレッチをするのが理想的」とされています。

 

人も動物も自分で自ら体を伸ばす、という行為をするのであれば、それほど危ないこともありません。

どこまで伸ばすのが限界か、十分自分で分かりますから。

が、ここで皆さんにご紹介していくのは、「人がストレッチを介助する場合」

ですので、「無理をさせない」

ということが最重要になります。

 

ですから必ず、

体が温まった状態で愛犬にストレッチをさせましょう。

 

散歩の後に毎日ストレッチする習慣をつけると、

「今日は嫌がるな。」とか

「今日は右より左の方が伸ばしにくいな。」

というような気付きがあります。

すると異変に早く気付けたり、痛みの箇所を特定しやすくなりますね。

 

 

 

運動出来ない場合

  • 後肢が弱り、歩行が不自由

  • 最近手術をし、歩かせることは出来ないが筋肉が衰えるのが心配

  • 過去の怪我で体の一部に麻痺が残っている

このようなわんちゃんには特に時間をかけて体を温めてからにします。

 

温め方の例としては、

  • 入浴(体が冷える前に毛を完全に乾かす)

  • マッサージ

  • 温熱パック

  • 温灸

  • ホットストーン

などがあります。

取り入れられそうなものがありますか?

このようなわんちゃんは特にストレッチを必要としていますよ。

【備考】

神経が麻痺していても、細胞は生きています。

麻痺した部位も動く部位と同じように温め、血流を上げていきましょう。

 

 

まとめ

犬安全に犬をストレッチするための注意点として、今日お伝えしたかったのは…

ストレッチは運動の前ではなくて、後にする、ということ。

犬が自らする伸びと、人が介助して行うストレッチは違うので、安全にストレッチするためには、必ず犬の体が温まった状態でする、ということ。

そして、運動で体を温められない犬の温め方の例でした。

次回はいよいよ実際のストレッチ法に入っていきます。

まずは「首」から。

お楽しみに♪