こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。
愛犬の怪我予防のための簡単ストレッチ法シリーズ。
前回は、
首のストレッチ
↓ ↓ ↓
https://k9therapeutics.com/jp/2018/01/01/health-benefit-of-stretching-for-dogs-neck/
でした。
今日は
前肢のストレッチ
です。
こちらからご覧下さい。
↓ ↓ ↓
この方法を考えた理由
マッサージをする際に前肢を触られるのを
嫌がるわんちゃんはかなりいます。
これには、いくつかの説がありますが、一般的なのが
「犬の前肢は急所」説です。
四足歩行の動物は、人と違って背骨が平行ですから、
自然と体重が上体にかかります。
前肢は上体を支えるにも、走るにも
なくてはならない重要な部位なのです。
そこで、犬同士が戦う場合、犬は相手の前肢に噛みつき、まず相手の歩行を阻止しようとする、といいます。
それで、前肢に近づいたり、触られたりするのを
嫌がる習性がある、というのです。
私は専門家ではないので、その説が正しいのかどうかは
分かりませんが、
「触られるのが苦手な犬は多い」と、
個人的な経験から思います。
「犬に負担を与えずにボディワークをする」
ことは私の信条ですので、
「オテ」という慣れた行為を自分の意志でさせ →
→ そこからストレッチに持って行く
という流れにしてみたのです。

今回は肩関節のみ
フィジカル・セラピーの現場で行うストレッチは通常、肩だけでなく、肘と手首も同時に行います。
が、
-
ご家庭で怪我予防のためにするストレッチであること
-
前肢を触られるのが苦手なわんちゃんが多いこと
を考慮して、肩関節だけにフォーカスしています。

犬の肩は非常に重要なので、ここをマメにストレッチする習慣がつくと、将来の愛犬の歩きに大きなプラスになります!
是非お試し下さい。
次回は、
③背中のストレッチ
です。
お楽しみに。