今日はハワイでドッグトレーナーをしておられるTNさんから頂いたおたよりを紹介します。
私が今、一番知りたいのは、足、特に後ろ足に対するbody awarnessをあげる/キープするマッサージです。
私が見た感じだと、自分の手足に対する意識がはっきりしている犬、後ろ足の蹴りが良い犬は、前足もしっかり上がり、引きずることなく、歩き方も比較的しっかりしています。
さらに爪切りや手足を拭くことに対して、好きではなくてもパニックしてしまうことが少ないように見受けられます。
また、クライアントさんの都合で毎日、お散歩に行けないシニア犬も多く(行っても、おトイレのみで、歩くのはコンクリート。歩くのもゆっくりなので、あまり距離を歩く時間がない。特に今の時期は暑いので余計に。)そういう犬たちに出来るマッサージがあれば知りたいです。
TMさんのおっしゃる通り、四足歩行の犬たちにとって前肢付近にかかる負担は大きく、後肢に関する意識は薄れがちです。
今日はリラックス効果のあるマッサージとは逆に、筋肉に刺激を与え、体に関する意識が活性化される「叩打法」を紹介します。
叩打法
やり方はこちら ↓ ↓
Body awareness(体に関する感覚)を錆びつかせずにキープするには、マッサージだけでなく、
①自分の体のサイズ、向きを意識する感覚
②関節を曲げ伸ばしした時に生じる感覚
を普段から継続的に刺激してあげる必要があります。
お散歩中にちょっとしたルーティーンを取り入れたり。
家の中で簡単なエクササイズやストレッチをしたり。
それらについては、こちらに詳しく書いています。
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【電子書籍】元気に歩けるシニア犬を目指して今始める7つのこと
【動画】散歩が出来ない時の退屈&運動不足を解消!愛犬のための頭と体の体操
こちらの 過去の記事も読んでいない方はご参考までにどうぞ。
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うちのドゥーイー(コッカープー♂8才)は体の使い方が決して上手い方ではないのですが、時間をかけてやればやるだけ、後足に関する意識が強まって動きが違ってきます。

足の引き上げも屈伸もなかなかいい線いってるでしょ?^^

また、テリントンTタッチもご興味があれば取り入れてみてはいかがでしょうか。
Tタッチはマッサージではありませんが、behavior modification だけでなく、body awarenessにも効果大だと感じています。