愛犬の心と体を楽にする方法

最後まで犬らしく自分で歩けるように、心と体をケアしていくためのヒントをお伝えしています。

【膝蓋骨脱臼】内股の犬の腿を緩めるマッサージ

ニュースレター読者さんのMGさんからのメールをご紹介します。

普通に立っている時の後ろ足はまっすぐなのですが、散歩中は内側に入って歩き続けてます。腰もなんとなく振っているような感じなので、足が動かしにくいんだろうか?(...続く)

後足の歩幅が狭い状態ですね?

「立っている時は後足は真っ直ぐ」ということですが、皆さんもチェックしてみて下さい。

尻尾の両端付近に出っ張った骨が犬の座骨です。

座骨から真っ直ぐ線を引いた時、↓ 足先が内側に入る場合を通常O脚(内股)と呼びます。

「O脚・内股で歩幅が狭い」というのは、膝蓋骨脱臼のある、または手術をすでにしたわんちゃんによく見られる症状です。

なぜかというと、犬は膝が(内側に)外れないように後ろ足の外側に体重をかけ、膝を曲げないように歩きがちなので、

腿の外側が常に引っ張られている状態=腿の外側の筋肉が凝っている状態

というわけです。

 

また、すでに手術済みで膝が固定されていても、痛さや不快感を防ごうと自らあみ出した自分なりの歩き方をそのまま続けてしまう場合もあります。

 

腿の筋肉が凝っているか凝っていないかはちょっと触っただけでは分からないかもしれませんが、O脚ぎみで歩幅が狭いようなら、こちらのマッサージを試してみて下さいね。

 

↓ ↓ ↓

 

 

がんと戦うわんちゃんのためのケア

引き続き、

「愛犬のためにどんな状態に効果的なマッサージのしかたを知りたいですか?」

という質問に寄せられましたニュースレター読者さんからのコメントにお答えしていきます。

(前回はこちら→前庭疾患が引き金となって歩けなくなったわんちゃん

今回はがんと診断されたわんちゃんのケースです。

↓ ↓ ↓

 

先日も肝臓がんと診断されたわんちゃんのお宅を訪問しました。

ミコは元保護犬のシニアさん。

ホスピス患者さんを訪問したり、図書館で子供の音読のパートナーをしたり、これまで1000時間以上ボランティアをしてきたベテランです。

セッション後、ママさんからメールをいただきました。

Thank you so much for a lovely afternoon for our special boy, Miko. He did well after you left and I’m sure felt the tenderness of your therapy. He is relaxed and seems to enjoy his short walks better.

(私達の大切な子、ミコのために素敵な午後をありがとう。あなたが帰った後、ミコは調子が良さそうで、優しいセラピーの効果を実感しました。リラックスして短い散歩も楽しんでいるようです。)

 

皆さんも、がんと戦っているわんちゃん、弱っているシニア犬に是非、温かい手を当ててみてく下さいね。

歩けないわんちゃんのマッサージ

「愛犬のためにどんな時、またはどんな状態に効果的なマッサージのしかたを知りたいですか?」

という質問に寄せられましたニュースレター読者さんからのコメントにお答えしています。

今回は、前庭疾患が引き金となって歩けなくなったわんちゃんのケースです。

 

すでに衰えてしまった筋肉を持つ車いすのわんちゃんに、通常のマッサージをしても大きな効果は見られにくいので、今すぐにおうちで始めていただきたいことを三つ紹介しています。

 

よかったらご参考になさってみて下さい。↓ ↓

アイスカップ・マッサージ・テクニック

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

 

近年の日本の夏は、もう私が幼少期を過ごした頃のそれとは全く違うものになってしまったと感じていましたが、今年はまた特に猛暑が続いているそうですね。

 

動物と暮らす皆さんは、健康管理も心配でしょう。

今日は

「アイスカップ・マッサージ・テクニック」

をご紹介します。

名前からして涼しそうでしょ?

急性・慢性、さまざまなシーンで使えますが、散歩の後、熱い体をクールダウンさせるのにもピッタリです。

 

やり方はこちらです↓ ↓ ↓

 

 

うちのドゥーイーは今年初めての夏バテ💦

チェリートマトのアイスキャンデーで元気をつけたり、

 

 

クーラーの前で長めのお昼寝をしたりして…

過ごしています。

 

「犬の体幹が強い・弱いってどうすれば分かるの?」

こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。

 

ムスコのドゥーイー(8才♂コッカープー)だけでなく自分自身も気になる体幹。^^;

「体幹」はよく耳にする言葉だと思いますが、みなさんは何か気をつけていることはありますか?

ジムに行って鍛えていますか?

わんちゃんの場合はどうでしょう?

 

 

私がワシントン州でアクア・セラピー(ハイドロ・セラピー)の訓練を受けていた時、一番おもしろいなぁと思ったのは、

 

水の中では普段あまり使っていない体の部位がはっきり分かる

ということなんです。

 

この記事はアクア・セラピー(ハイドロ・セラピー)についてではないけれど、わんちゃんの体幹が強いか、弱いかが一目で判るのがアクア・セラピーなんです。

 

例えば、左後肢の前十字靭帯の手術をしたわんちゃんだと、左のおしり・後肢がぷか~っと浮いてしまいます。

筋肉量が減っていて、水をかく力が弱いためです。

そして体幹が弱いわんちゃんだと、腰からおしり全体が浮かんでしまいます。

体幹(腰椎の下にある筋肉)を使う習慣がないので肩・前肢だけで泳ごうとします。

みなさんのわんちゃんはどうでしょう?

 

 

 

 

お風呂で体幹チェック

深さの十分にある犬用プール施設が近くになくても、泳がなくても、おうちでチェック出来ますよ。^^V 

 

1)浴槽またはシンクに水、またはぬるま湯をはる。
(少なくても犬の肩以上までくるように。大型犬は無理ですね…。ごめんなさい。💦)
2)水、またはぬるま湯に肩まで浸かって四足で普通に立っている状態を観察する。

 

<チェック①>

もし体幹が弱いなら、何もしなくても体がふわ~とどちらかに傾いたり、バランスをくずしたりします。

地面に立っている時と同じようにしっかり四足で立っているでしょうか?

 

<チェック②>

手で後ろから背中をこんな風に ↓ 二方向に1、2回さすってみて下さい。

4つの足の位置が変わらず、しっかりと立てますか?

体幹が弱いと、右か左に体が傾いたり、バランスを崩したり、おしりをついてしまいます。

 

<チェック③>

ぬるま湯を蛇口から足して下さい。

動きのある水中でも4つの足の位置が変わらず、しっかりと立てますか?

体幹が弱いと、ふわ~っと腰やおしりが浮いたり、傾いたりします。

 

 

チェックする時の注意点

 お水が好きなわんちゃんだと、バシャバシャ始まってしまうかもしれませんね。^^

その場合は、あまり話しかけず、顔も見ず、刺激を与えないようにして、ニュートラルな状態で四足で立つまで待ってみてくださいね。

シャンプー前がきっといいと思います。^^

 

 

時間のあるときにお試し下さいね。

どんな状態だったか、コメントいただけると嬉しいです。

 

「体幹が弱かったらいけないの?」

と思う方は、こちら→「犬の体幹を鍛える理由」も読んでみて下さい。