体の不自由な愛犬・老犬の励まし方【チャレンジ&報酬】
こんにちは。
ドッグマッサージセラピストの
スザキエリです。
犬の体だけでなく、心もケア
「愛犬が自由に歩けない」という状態はもちろん理想的ではありません。
でも現実にはそのような状態のわんこさんは沢山いるかと思います。
生まれつきの肢体不自由、事故や病気、老化など理由は様々なはず。
思うように体が動かないと気が滅入ったり、イライラするのは動物も同じです。
犬の方が私達よりずっと忍耐深いですけれどね。
そんな時...
ほんの些細なことでもチャレンジさせて自信をつけさせてやると、
犬の目力が全然違ってきます。
犬の気持ち、やる気を引き出すことって生命力に大きく関わってくるんです。
チャレンジさせて、いっぱい褒める
-
自分で立ち上がれなくても肩、首、頭を持ち上げられる
-
シニア期に前庭疾患を患い、首の傾き(捻転斜頸)などの後遺症がある
こんなわんちゃんにストレッチをさせてみましょう。
【やり方】
- 大好きなおやつ・おもちゃなどを顔の近くに持ってきてまずそれを認識させる
- それをゆっくり右に動かす
- 追うように首を右へ曲げることが出来たら、大げさ過ぎるぐらい褒めてそのおやつ・おもちゃ(報酬)を与える
- 左も同様に
- 上下も同様に
沢山喜んであげるのを忘れずに。
犬は私達が嬉しいと一緒に嬉しいと感じてくれますから。
フードボールを持って食事や飲水のサポートをしているなら、そのボールを同じ要領で左右にゆっくり動す、のもいいでしょう。
わんちゃんが気付かないうちにストレッチが出来ます。
この場合も一杯褒めて、喜んであげて下さい。
理由は分からなくても泣いているより喜んでいるあなたを見る方が、わんちゃんも嬉しいのです。
まとめ
いかがでしょうか?
私はクライアントさんによく
❝You have to be an actress (actor) ❞「女優(男優)になって下さい。」
と言います。
多少無理をしてでも、あなたが笑顔で楽しそうに、嬉しそうにすることで、あなたの愛犬も嬉しくなる。
それを見てあなたも本当に嬉しくなる。
そんなふうに犬達を励ましてあげましょう。
全部あなたがやってあげる = 愛犬は何も出来ない
小さなことにチャレンジさせる + 褒める = 愛犬に自信・やる気が出る